韓国の李在明（イ・ジェミョン）大統領は３０日、シンガポールのウォン首相と電話会談し、両国間の協力策について議論した。大統領室の姜由楨（カン・ユジョン）報道官が伝えた。この日の電話会談で、ウォン首相は李大統領の就任に祝意を表し、在任中に両国関係が発展することを期待するとして協力の意志を表明した。これに対し李大統領は、両国が１９７５年の国交樹立以降に政治・安全保障、経済、社会・文化、地域・国際問題などさまざまな分野で注目すべき協力を成し遂げたことをうれしく思うと応じた。両氏は韓国とシンガポールが今年国交樹立５０周年を迎えて「戦略的パートナー関係」を結び、朝鮮半島の平和・安定、人工知能（ＡＩ）、デジタルなど未来成長分野を含む包括的分野で戦略的協力を加速させることで一致した。
◇ソウルに今年初の猛暑注意報 昨年より１１日遅く
気象庁は、３０日正午をもってソウル市全域に今年初の猛暑注意報を発令した。今年は昨年（６月１９日）に比べ１１日遅い発令となった。また、正午の時点で猛暑警報が発令された地域は京畿道の加平・利川、江原道の江陵平野、全羅南道の羅州・潭陽、全羅北道の完州・井邑、慶尚北道の亀尾・永川、慶尚南道の梁山・昌原、済州島東部、光州、大邱、釜山中部、蔚山西部など。猛暑注意報は日中の最高体感温度３３度以上が２日以上続くか、暑さによる大規模な被害が予想される場合に発令され、猛暑警報は体感温度３５度以上が２日以上続くか、広い地域に深刻な被害が予想される場合に発令される。
◇政府と医療界の対立解消か トップ交代で信頼関係回復に期待
政府が医師不足解消に向け大学医学部の定員を大幅増員する方針を打ち出したことに医療界が反発している問題を巡り、保健福祉部長官候補に鄭銀敬（チョン・ウンギョン）元疾病管理庁長が指名されたことで対立が解消に向かうか注目される。２０２０年の新型コロナウイルス発生後に防疫の最前線で対応にあたった鄭氏が長官に指名され、研修医団体・大韓専攻医協議会の非常対策委員長に「対話派」とされるハン・ソンジョン氏が就任したことで、政府と医療界の信頼関係回復に対する期待が高まっている。
◇会社員の夏休み「海外より国内」 平均予算約５．７万円
会社員の８割が夏季休暇を取得する予定で、海外より国内で過ごす計画を立てていることが分かった。大韓商工会議所によると、全国の会社員８００人を対象に「夏季休暇計画および政策課題調査」を実施した結果、回答者の８１．６％は「夏季休暇を取得する計画」だと答えた。このうち８３．５％は「国内旅行」を計画していると回答。日程は「２泊３日」が３８．９％で最も多く、次いで「３泊４日」（２２．７％）、「１泊２日」（２１．３％）の順だった。最も人気の高い国内旅行先（複数回答）は江原圏で３４．９％、次いで慶尚圏（２７．９％）、済州島（２２．４％）、全羅圏（２０．０％）などの順。海外旅行を計画中の回答者は旅行先として、主に日本（５０．９％）と東南アジア（４５．４％）を挙げた。
◇「イカゲーム」完結編 評価分かれるも２日連続世界１位
米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」の完結編となるシーズン３が２日連続で世界ランキング１位を記録した。オンラインコンテンツのランキングを集計するサイト「フリックスパトロール」によると、２７日に公開された「イカゲーム」シーズン３はネットフリックスの２９日付テレビ番組世界ランキングで１位を記録した。１位獲得は２日連続。
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