29日(現地時間)、現米国代表株式・暗号資産(仮想通貨)取引プラットフォームであるロビンフッド(Robinhood)とのパートナーシップ期待感でアービトラムのARBが急騰した。
このような期待感は、ロビンフッドがこの日、公式Xアカウントを通じて「暗号資産に関する年間最大の発表」を予告したことで盛り上がった。ロビンフッドは、フランスのカンヌで開かれる自社ヨーロッパイベントで、ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)イーサリアム共同創業者、ヨハン・ケルブラット(Johann Kerbrat)ロビンフッドクリプト総括、そしてA.J.ワーナー(A.J. Warner)アビトラム開発会社オフチェーンラボ(Offchain Labs)最高戦略責任者が参加する「ファイヤーサイドチャット(fireside chat)」を開催すると明らかにした。
今回のパートナーシップの推測は、去る5月のブルームバーグの報道によって初めて引き起こされた。当時の報道によると、ロビンフッドはヨーロッパの投資家が米国株式をブロックチェーン基盤で取引できるプラットフォームを構築中であり、この過程でアビトラムとソラナ(Solana)を候補チェーンとして検討していたが、最終決定は下されなかった。
元イーサリアム開発者のエリック・コナー(Eric Connor)は「ロビンフッドがアビトラムを選択したように見える」とXに書いており、ベンチャーキャピタル・ドラゴンフライのオマール・カンジ(Omar Kanji)氏も「純粋に推測だが、イーサリアム+アビトラム+ロビンフッドはすぐにロビンフッドチェーンが発表されるという意味にしか見えない」と主張した。
仮想通貨相場サイトコインマーケットキャップによると、アビトラム(ARB)は30日午後2時基準、24時間前より17.1%上昇し、最も大きな上昇幅を記録した仮想通貨となった。ロビンフッドのX投稿直後に31セントで取引されていたARBは、8時間後の29日午後10時30分(UTC基準)に38.6セントまで急騰した。現在は35セント線で取引されている。
しかし、依然としてARBは2024年1月の高値である2.39ドルに比べて約85%下落した状態であり、年初比でも50%近く下落した水準である。
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