北朝鮮「G7は対決と衝突を助長・拡大させる平和の破壊者」

北朝鮮は28日「西側の集団こそ、対決と衝突を助長・拡大させる平和の破壊者だ」として、G7を非難した。

朝鮮労働党機関紙“労働新聞”はこの日、“戦争請け負い集団の醜悪な不様（ぶざま）さ”というタイトルの記事で「対決と戦争を求めるイスラエルを一層煽（あお）る不届（ふとど）きな勢力がいる」としてG7を非難した。

労働新聞は、“イスラエルの安全への支持”を盛り込んだG7サミットの共同声明について「中東平和の悪性腫瘍であるイスラエルのユダヤ復古主義者たちと仲間であることが公然と示された」と主張した。

つづけて「国連憲章と国際協約を乱暴に違反した犯罪行為であるにもかかわらず、西側の集団はイランが報復軍事作戦を断行したことで、むしろそれを問題視する共同声明を発表した」と指摘し「いくら対決と戦争熱に舞い上がったとしても、衰退の運命を変えることはできない」と強調した。