同紙は「パラサイト」について、「持つ者と持たざる者に対する話であり、新自由主義の残酷さに対する痛烈な批判を盛り込んだ愉快でありながら複雑で、不安ながらも衝撃的」と紹介した。
また「慣習に縛られないジャンルの巨匠、ポン・ジュノ監督は幅広いコメディーと辛らつな社会風刺の間を華麗に行き来し、必然的なだけに衝撃的な悲劇的暴力の発動により全てを燃やす」と評価した。
韓国作品ではパク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」が43位に入った。同紙は「ラストシーンまで視聴者を挑発し、不安を与える映画」と紹介した。
99位にはポン・ジュノ監督の「殺人の追憶」がランクイン。「ポン・ジュノ監督は計り知れない悪に対抗する人間の限界に対して確固たる考えを持っており、予想できないユーモアと鋭いドラマを混ぜる特有の方式でこれを探求する」と指摘した。
韓国系カナダ人のセリーヌ・ソン監督の「パスト ライブス/再会」が86位に入った。
今回のランキングは、2000年1月1日以降に公開された映画が対象で、世界的に著名な監督、俳優、製作者、愛好家など500人に実施したアンケート調査をもとに作られた。
同紙はランキング作成の理由について、この25年で観覧方式や人気作品など映画を取り巻く環境が劇的に変化しており、このような激変の時代にどのような映画が歳月を超えて支持されてきたのかを振り返るなどと説明した。
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