また「そのような礼遇をしてこそ、国家と共同体が危機に置かれた時、また犠牲になり身を捧げる別の人が現れる」と述べた。
李大統領は「残念ながら韓国の現代史を見ると、国や国民のためにすべてを捧げて犠牲になった人たちを極めてないがしろにしてきた」とし、「独立運動をすれば3代が滅び、(日本の植民地統治に協力する)親日をすれば3代が栄える」とよく言われているが、このような話はなくならなければならないと指摘した。
李大統領は「独立運動であれ、派兵であれ、国の命令によって外国での戦争で犠牲になったとしても、われわれの国家共同体の存続、そして国家構成員のより良い生活と安全、生命のために犠牲になったことに対しては、相応の補償と礼遇が必要だ」と強調。「政府は格別な関心を持って補償と礼遇に必要な措置を取る。皆さんが疎外感や寂しさを感じないよう最善を尽くす」と表明した。
また出席者らに対し「植民地下での独立運動、朝鮮戦争、4・19革命(四月革命)、ベトナム戦争、5・18民主化運動(光州事件)、(北朝鮮との交戦など)西海(黄海)守護の歴史を経ていまの韓国がある」とし、「皆さんとその家族のおかげで国民が自由と平和の中で未来を夢見て安らかに暮らしている」と感謝を伝えた。
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