北朝鮮の朝鮮中央通信は、ロシアのショイグ安全保障会議書記(左)が17日に平壌を訪れて金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と会談したと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮中央通信は、ロシアのショイグ安全保障会議書記(左)が17日に平壌を訪れて金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と会談したと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は26日、北朝鮮のロシアへの追加派兵が早ければ7~8月にも行われるとの予想を示した。国会情報委員会の与野党幹事を務める与党「共に民主党」の朴善源(パク・ソンウォン)議員と最大野党「国民の力」の李成権(イ・ソングォン)議員がこの日、記者団に対し明らかにした。

 国情院は最初の派兵の際にロシアのショイグ安全保障会議書記が訪朝し、双方が合意してから約1カ月後に派兵が行われた点と、先ごろ北朝鮮で派遣される軍人の選抜作業が始まった点などを根拠にこのような見方を示したという。

 また、国情院は北朝鮮がロシアに船舶と軍用機などを動員し、砲弾約1000発とミサイル・長距離砲などの武器を提供した一方、ロシアは経済協力のほか防空ミサイルの電波かく乱装置、宇宙発射体のエンジン、ドローン、ミサイル誘導能力改善などの技術諮問を提供したと分析した。


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