駐韓日本大使　李大統領就任後も「両国協力に変わりない」

【ソウル聯合ニュース】日本の水嶋光一駐韓大使は２６日、ソウル市内のホテルで開かれた「朝鮮半島シンポジウム」であいさつし、両国の緊密な意思疎通や協力拡大は双方の国益のため欠かせないとして、両国関係は李在明（イ・ジェミョン）大統領の就任後も変わりはないと述べた。

　シンポジウムは国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと統一部、国家安保戦略研究院が共催した。

　水嶋氏は李大統領と石破茂首相が１７日にカナダで行った初めての首脳会談で、首脳同士が相互往来する「シャトル外交」の継続を確認したことに言及。国交正常化６０年を記念し、両国で開催されたレセプションにそれぞれ１０００人以上が出席したことにも触れ、さらなる関係強化に期待を示した。

　また、現在の戦略的な環境の中で両国は重要な隣人として協力しなければならないとし、両国関係の重要性は「後戻りできない状況」と強調した。