法曹関係者によると、NewJeans側は抗告期限である前日までに再抗告を行わなかったという。
NewJeansは昨年11月、所属事務所のADOR(アドア)の義務不履行などを理由に専属契約の解除を宣言して独自の活動を開始。これに対し、ADOR側は今年に入り「企画社地位保全および広告契約締結などの禁止」などの仮処分を申し立てた。
ソウル中央地裁は今年3月、ADORの申し立てを認め、NewJeansの独自の活動を禁じる判断を下した。NewJeans側は抗告したが、ソウル高裁は今月17日、これを棄却する決定を出した。
また、ADORは仮処分決定に違反した場合、NewJeans側に1回当たり10億ウォン(約1億円)の制裁金を支払わせる「間接強制」を申し立て、地裁は5月にこれを認める決定を出した。
これとは別に、ADORがNewJeansのメンバーを相手取って起こした専属契約の有効性の確認を求めた訴訟の一審が進行中だ。
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