代理人団は「手続き的な正当性を欠いた違法行為」と主張。「尹前大統領は現在までに特別検察官から1度も出頭要請を受けていない」として、「基本的な手続きをすべて省き、拘束令状を請求したのは納得できない措置であり、防御権と人権を深刻に侵害する行為」と批判した。
特別検察官は尹氏が捜査機関による自身の拘束を阻止するよう指示したほか、軍の司令官らが使う盗聴防止用携帯電話の情報を削除するよう指示したとして、特殊公務執行妨害などの容疑で24日に拘束令状を請求した。
特別検察官は尹氏が警察の3度の出頭要請に応じず、23日に開かれた第8回公判では特別検察官による捜査は違憲と主張したことを受け、尹氏の拘束令状を請求した。
ソウル中央地裁は双方の意見書を検討し、25日にも尹氏の拘束令状発付の可否を判断する。
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