MSCIは「韓国の株式市場のアクセス性向上に向けた措置の履行や市場の採択現況を継続的にモニタリングする」と明らかにした。
また、「規制や技術的な改善が行われた」としながらも、「市場活動は回復したが、コンプライアンス順守による運営負担や急激な規制の変化のリスクに対する投資家の懸念は残っている」と指摘。「韓国をワールド・インデックスに組み入れるための協議が行われるためにはすべての争点が解決し、市場改革が完全に履行され、市場参加者が変化の効果を評価できる十分な時間を持つ必要がある」と説明した。
MSCIのワールド・インデックスに組み入れられるためには観察対象国に1年以上入らなければならない。観察対象国入りを逃した韓国は次回の来年6月に先進国株指数への組み入れを目指す。
韓国は現在、中国やインドネシア、マレーシア、ブラジルなどと共にエマージング・マーケット・インデックスに組み入れられている。
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