韓国首相候補　韓米同盟巡り「さらなる強化が必要な時期」

【ソウル聯合ニュース】韓国の首相候補に指名された金民錫（キム・ミンソク）国会議員は２４日、国会の人事聴聞会で、韓米関係について、「国際秩序が再編される中、安全保障だけでなく経済、政治、文化などあらゆる面で韓米同盟のさらなる強化が必要な時期」との認識を示した。

　また、「韓米同盟は進歩や保守を問わず、韓国の政治や外交の基本軸」と強調した。

　李在明（イ・ジェミョン）大統領が北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議への出席を見送ったことを巡り、「反米・親中」と指摘する声があることに関しては、「過度な批判」と述べた。「中国やロシアに配慮し、欠席したわけではないか」との質問には石破茂首相もＮＡＴＯ首脳会議への出席を取りやめたことに言及し、「常識的な判断に基づくと根拠のない批判」と反論した。