彼は自身が設立したSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて、「両国の最終作戦が終了する約6時間後から『完全かつ全面的な』停戦が発効されることでイスラエルとイランが完全に合意した」と述べ、「12時間の停戦が維持され、その後、今回の戦争は公式に終了したと見なされることになる」と明らかにした。
トランプ氏は「公式には、イランが先に停戦を開始し、12時間が経過した時点でイスラエルが停戦に入り、24時間が経過した後に世界は『12日戦争』の公式な終結を祝うことになる」とし、「各停戦期間中は平和的かつ尊重する姿勢を保たなければならない」と説明した。
さらに、「すべてが計画通りに進行するという前提のもとで、イスラエルとイランの両国に対し、この戦争を終結させるにあたり示された忍耐、勇気、そして知恵に心から祝意を表する」と述べ、「この戦争は何年にもわたり中東全体を破壊する可能性もあったが、そうはならず、今後も決してそうはならないだろう」と語った。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は22日の記者会見で「イスラエルはイランの弾道ミサイルと核開発という二重の脅威を排除するという目標の達成に非常に近づいている」とし、「消耗戦に巻き込まれることはない」と述べていた。
13日、イスラエルがイランを先制攻撃したことで、両国間の武力衝突が始まった。その後、米国が介入し、21日にイランの核施設3カ所を空爆。これに対しイランは同日、カタールとイラクの米軍基地に報復攻撃を行った。ただし、イランはカタール内の米軍基地に対する攻撃の前に、被害を最小限に抑えるため、外交ルートを通じて米国およびカタールにその計画を事前に通知していたと伝えられている。
これを受けて、トランプ氏はイランの「弱い攻撃」に対し異例の謝意を示し、「米国人に負傷者はおらず、ほとんど被害もなかったことを嬉しく思う」と語っていた。
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