【ソウル聯合ニュース】北朝鮮外務省の報道官は23日、米国によるイランの核施設攻撃について、「主権尊重と内政不干渉を基本原則とする国連憲章やその他の国際法規範を厳重に違反し、主権国家の領土の完全性と安全利益を乱暴に蹂躙(じゅうりん)した米国の対イラン攻撃行為を強く糾弾する」と表明した。

 また現在の中東情勢について、「終わりのない戦争と領土拡張により、自らの一方的利益を拡大してきたイスラエルの蛮勇とそれを容認し煽ってきた西側の自由秩序が産んだ必然的産物」と指摘した。

 さらに、「平和維持」と「脅威の除去」を口実に武力の使用で中東情勢をさらに激化させ、世界の安全に否定的な結果をもたらしたイスラエルと米国の行為は懸念を高めていると主張した。

 そのうえで、国際社会は米国とイスラエルの行為に対して一致して糾弾しなければならないと呼びかけた。


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