金民錫、国務総理候補者
金民錫、国務総理候補者
国民の力は、キム・ミンソク(金民錫)国務総理候補者が中国清華大学法学修士論文で脱北者という表現の代わりに‘裏切り、逃げた人’という意味の‘反逃者’と明示したとし、謝罪を求めた。

21日、チェ・スジン(崔秀珍)国民の力院内報道官は論評で「メディアによると、金候補者は修士号のタイトルに日常的に使われる脱北者の代わりに、北朝鮮から逃げた人を意味する『脱北者』と表記し、感謝の文では『反逃者』という表現を使ったという」とこのように述べた。

崔院内報道官は「脱北者は人権弾圧を避けようと命をかけて脱出した大切な自由大韓民国の国民である。裏切り、逃げた人という表現を使った金候補者は誰の味方なのか。脱北者が何を裏切ったのか明確にしなければならない」と批判した。

これに先立ち、ある週刊誌は前日、金候補者が修士学位論文の中国語タイトルに脱北者の代わりに逃北者という用語を使い、感謝の文には‘反逃者’という用語を使ったと報道した。

国民の力は、金氏が2010年に民主党(当時)最高委員として活動し、清華大学で修士号を取得したことも問題視した。

キム・ドンウォン(金東元)国民の力報道官はこの日の論評で「朝7時に会議を終え、8時か9時に飛行機に乗って北京に飛んだという金氏の話は嘘だ。共に民主党のホームページで2009年6月から2010年8月にかけて開かれた最高委員会議の開催時間を調べたところ、すべて午前9時と記載されている」と指摘した。

金報道官は「百歩譲って金候補者が最高委員をしながら清華大学において1年で修士学位を取ったとしても、これは公職者としてありえないことだ。長官や高位公職者が清華大学の修士号を取得するために週に2~3日、中国にいたなら、当然のことながら弾劾に値する」と批判した。
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