金龍泰、国民の力非常対策委員長
金龍泰、国民の力非常対策委員長
キム・ヨンテ(金龍泰)国民の力非常対策委員長は21日「国民の力が過去について責任を持って反省するという意味で、弾劾反対の党論だけは無効化しなければならない」と述べた。

金委員長はこの日、国民の力チェジュド(済州道)党本部で地域記者懇談会を開き「弾劾審判で憲法裁判所では全員一致の判断で罷免の決定をした」とこのように明らかにした。

ただし「弾劾反対が戒厳を擁護したとの論理には同意できない」と強調した。

続いて「弾劾に賛成した方も、弾劾に反対した方も各自の愛国心と真正性を持って弾劾に対する考えを述べたと思う。党論が弾劾に反対する過程でも憲法機関である国会議員たちの当時の意思表現も尊重されなければならないと思う」と付け加えた。

自身が提案した弾劾反対党論無効化などの‘5大改革案’については「党員世論調査で同意を得て推進することが最善の方法だ」と明らかにした。

金委員長は「すべてのことを世論調査することは難しいが、党論を決めるのにより多くの意見を集められる枠組みを整えておくことが変化の出発点だ。任期中に貫徹できるよう最善を尽くす」とこのように述べた。

なお、金委員長の任期は今月30日までとなっている。

金委員長は、イ・ジュンソク(李俊錫)改革新党議員が(国民の力)全党大会に出馬することを勧めたことについては「良い助言をしてくれたことに感謝する。李議員に会うたびに保守陣営自体が崩壊寸前にあるため、李議員には『今からでも保守陣営に力を貸してほしい』と言っている」と伝えた。
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