一方で、ロシアが追加派遣の規模などを具体的に発表したことについては、北朝鮮が自らの貢献度をロシア側に公開させることで、対価の支払いを確実なものにする狙いがあると予想した。
ロシアのショイグ安全保障会議書記は17日、平壌での金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)との会談後、ロシアメディアに対し、金正恩氏がクルスクに工兵や作業員6000人を派遣することを約束したと明らかにした。北朝鮮メディアはこの発表に触れていない。
韓国統一部はまた、中国への労働者派遣がままならない北朝鮮が、ロシアへの兵士の追加派遣を機にロシアへの労働者派遣を増やす可能性があると指摘した。
ロシアへの兵士の追加派遣には経済的な目的のほかに、同盟関係をさらに強化しようとする戦略的判断もあると分析した。
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