尹氏の弁護人は聯合ニュースの取材に対し、「出頭要請に応じないわけではなく、出頭要請の要件を満たさなければならないということ」と説明。「捜査は国民の自由と人権を保障するため必要最小限の範囲で公平性と相当性(妥当性)を備え、厳格な法的手続きを守らなければならない」と主張した。
尹氏については、今年1月に大統領警護処に対し、自身の拘束を阻止するよう指示したとして、特殊公務執行妨害の疑いが持たれている。また、非常戒厳を宣言してから4日後の昨年12月7日、大統領警護処に軍の司令官らが使う盗聴防止用携帯電話の情報を削除するよう指示した疑いもある。
警察は尹氏の身柄確保を検討する方針だ。捜査機関は通常、3回出頭を要請しても正当な理由なく応じない場合、身柄確保の段階に入る。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40