李大統領はG7サミットでエネルギー供給網(サプライチェーン)問題や人工知能(AI)時代の国際社会の課題を巡る韓国の役割を紹介した。
また、日本を含む9カ国・地域の首脳と個別に会談した。ただ、注目されたトランプ米大統領との会談はトランプ氏が中東問題への対応のため急きょ帰国し、見送りとなった。
李政権は発足したばかりで、国内の懸案が山積しており、李大統領の対応が注目される。まずは組閣作業に本格的に着手するとみられ、近く閣僚候補らを発表する見通しだ。
2023年7月に起きた海兵隊員殉職事故を巡る疑惑や、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件、尹氏の妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る疑惑をそれぞれ政府から独立して活動する特別検察官が任命され、捜査の行方にも関心が集まっている。
第2次補正予算案など経済問題への対応にも注力するとみられる。第2次補正予算案は19日の閣議に上程される予定で、国会審議で野党の協力を得られるかどうかが焦点となる。
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