教育企業が続々台湾進出、市場展望と教育熱が背景=韓国
教育企業が続々台湾進出、市場展望と教育熱が背景=韓国
教育関連書籍の出版を行う台湾のロンタン出版社の関係者が最近、韓国の教育企業、天才教育のソウル本社を訪れ、AI(人工知能)デジタル教科書(AIDT)戦略について協議を行った。

天才教育は、台湾政府によるAIDT開発事業に参加でするための方策を模索しているもようだ。2022年における台湾のエデュテック市場の規模は1200億台湾ドル(約5890億6824万円)で、成長率は年平均20%に達するとの調査結果も出ている。

またピサン教育は4月、台湾のエデュテック企業マンゴースチームスと双方向デジタル学習ソリューション「チャレンジ」の、台湾における提供契約を締結した。これによりピサン教育は今後3年間、台湾のほかタイやマレーシア、ベトナムなど7か国の小学校に「チャレンジ」を提供する。

このほか熊津シンクビックは2年前から、台湾をはじめとした中華圏でAR(各超現実)技術を使用した読書ソリューション「ARペディア」を提供している。

業界の関係者は、教育企業による台湾進出の動きについて「台湾市場自体は小さいが、親の教育熱が韓国と同様に高い。親同士のコミュニティにおける情報共有も活発で、中華圏の市場を開拓するには必ず経るべき市場だ」と述べている。
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