李在明(イ・ジェミョン)大統領が主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するのに合わせてカナダで開かれる予定だった韓米首脳会談が、トランプ米大統領の早期帰国により見送られることになった。大統領室が16日(現地時間)発表した。魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長はこの日、現地のプレスセンターで会見し「多国間会議に合わせて行う首脳会談ではこのようなことが時折ある」とし、「おそらくイスラエルとイランの軍事衝突問題と関連があるようだ」と説明。米国側から了解を求める連絡があったと明らかにした。
◇イランへの旅行警報 全域を「出国勧告」に
外交部は17日、イスラエルとイランの交戦激化を受け、イラン全域への旅行警報について同日午後1時から4段階のうち上から2番目に当たる「出国勧告」を発令した。イランに対しては地域によって出国勧告または特別旅行注意報が出されていたが、全域を出国勧告とした。
◇朝鮮半島中部・南部 20日ごろ梅雨入りか
南部・済州島が12日に梅雨入りしたのに続き、朝鮮半島中部・南部地方も20日ごろに梅雨入りする見通しだ。気象庁によると、太平洋高気圧が次第に勢力を拡大し、中国南部の高温多湿な空気が韓国に流れ込む。これにより、20日ごろに朝鮮半島中部・南部地方も停滞前線の影響圏に入るとみられる。朝鮮半島中部地方と全羅北道は停滞前線を伴ったまま西から接近する低気圧の前に形成された温暖前線の影響で、19日午後遅くから夜にかけて雨が降り始めると予想される。20日に梅雨入りした場合、平年(1991~2020年)に比べ中部地方は5日、南部地方は3日早い。
◇ショイグ氏が金正恩氏と会談 平壌で2週間ぶり再会
ロシアのショイグ安全保障会議書記は17日、北朝鮮の平壌を訪れて金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と会談した。タス通信などのロシア現地メディアが報じた。ショイグ氏はプーチン大統領の指示により訪朝したが、具体的な任務は明らかになっていない。両氏が会談したのは約2週間ぶり。ショイグ氏は4日にも平壌を訪れて金正恩氏と会談した。
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