大統領室の姜由楨報道官=(聯合ニュース)
大統領室の姜由楨報道官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は17日、スイスの有力ビジネススクール、IMDが同日発表した世界競争力ランキングで韓国が順位を下げたことに対し「官庁レベルで体系的に対応する予定」との立場を示した。

 同ランキングで、韓国は過去最高(20位)を記録した昨年から7ランク下落し、69カ国・地域のうち27位だった。

 大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は書面で、「李在明(イ・ジェミョン)大統領は(大統領選)候補時代から成長潜在力を高める『真の成長』を強調した」とし、「ビジョンを具体化して実行し、国家競争力の回復を図る」と強調した。

 政府は企画財政部の国家競争力政策協議会の運営を活性化させ、国の競争力と信頼度を高める方針だ。

 姜報道官は順位下落の原因について、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が宣言した「非常戒厳」による政治・経済の不確実性が国の競争力に否定的影響を及ぼしたことと深い関連があると説明した。


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