今回の訪問では、トランプ米大統領と個別会談を行うかどうかに関心が注がれている。韓米首脳会談が開かれる場合は関税交渉や在韓米軍の駐留経費問題など、両国間の懸案について議論される見通しだ。
日本の石破茂首相との会談が実現するかどうかにも注目が集まっている。
大統領室は韓米・韓日首脳会談開催の可能性について「調整している」と明らかにした。
李大統領はこの日、G7サミットに招待された主要国の首脳と2国間会談を行う。
今回のサミットには加盟国の米国と英国、ドイツ、フランス、イタリア、日本、カナダのほか、韓国とオーストラリア、ブラジル、インド、メキシコ、南アフリカ共和国、ウクライナの7カ国が招待された。
17日にはG7加盟国と招待国を含めた拡大セッションに出席し、エネルギー供給網の多角化、人工知能(AI)エネルギー連携などをテーマに発言する予定だ。
大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は、今回のカナダ訪問の意味について「各国の首脳と連帯感を醸成し、通商問題をはじめとする懸案において実質的成果を出せる土台をつくる」とし、「戒厳と内乱を乗り越えたわれわれ国民の偉大さと韓国民主主義の底力を世界に知らしめる」と述べた。
李大統領は3日間の日程を終えた後、18日(日本時間)に帰国する予定だ。
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