外食業界に脱宅配アプリの動き、各社が自社製を導入=韓国
外食業界に脱宅配アプリの動き、各社が自社製を導入=韓国
アイスクリームのフランチャイズチェーン(FC)「バスキン・ロビンス」を運営する、SPCグループのSPCバスキン・ロビンスは、宅配の自社アプリ「バロアプリ」を提供開始した。グループのメンバーシップアプリ「ハッピーポイント」とは別途で運用する。配達、包装、注文、割引、決済などの機能を持つ。

SPCバスキン・ロビンスの関係者は「バロアプリで新規顧客の確保や客層維持を行い、持続可能な成長を促す」と説明した。

フライドチキンFC「bhc」を展開するbhcグループは、7月、予約に対応する自社アプリ「プリオーダー」を導入する。VIP顧客がメニューと時間を指定すれば、店舗で待ち時間なく受け取ることができる。受領時間は30分ごとに設定が可能だ。

FC業界のこうした動きは、「配達の民族」や「クーパンイーツ」「ヨギヨ」など、主要な宅配アプリが注文1件当たり計20%以上の手数料を徴収することが、外食企業の収益性悪化を招いているためだ。

FC業界の関係者は「加盟店主たちが宅配プラットフォームによる高い手数料のため、経営に苦しんでいる。本社としてはロイヤルティーの高い顧客も確保し、加盟店主との共生のため自社アプリを提供している」と述べた。
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