イスラエル・イラン紛争で中東地域の地政学的緊張が高まる中、ビットコイン(BTC)の価格が若干回復した。今年に入ってビットコインの価格変動性が以前より低くなり、投資家の核心ポートフォリオとして位置づけられる可能性があるという見通しが出ている。

16日午前9時11分、コインマーケットキャップでビットコインは、前日同時間より0.03%上昇した10万5495ドル(約1523万円)を記録した。

13日、イスラエルのイラン空爆で10万3000ドル台まで下落したビットコインは、週末の間に下落分を若干回復して10万5000ドル台で取引されている。

14日(現地時間)、CNBCによると、暗号資産運用会社コチュー・マネジメントのフィリップ・ラフォン設立者は「今年、ビットコインの価格が約13%上昇した」とし、「時間が経つにつれ、ビットコインのボラティリティは減少傾向にある」と明らかにした。

また、「急激な価格変動はビットコイン投資の障害だったが、ボラティリティが減り、投資家の参入障壁も低くなった」と述べた。

続けて、「ビットコインの時価総額は2兆ドルでまだ低い水準」とし、「全世界で核心資産として定着する可能性が高い」と展望した。
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