共に民主党のキム・ソンフェ報道官はこの日の論評で「国境でも変化が起きている」として「今度は平和の扉が開かれる番」と評価している。
キム報道官は「李大統領の指示以降、軍事境界線付近に鳴り響いていた相互を誹謗する声が聞こえなくなった」として「北朝鮮の放送の中止意図が何であれ、国境地域の住民が騒音地獄から抜け出すことができるという事実に安堵する」と強調した。
さらに、ユン・ソギョル(尹錫悦)前政権を批判し「昨年の6月に尹政権が汚物風船に対抗して対北朝鮮に向けた放送を再開すると、北朝鮮もただちに対南放送を始めた」として「国境地域の住民によると、昼夜を問わず鳴り響く獣(けだもの)の鳴き声のような怪奇な放送が怖くて、睡眠薬なしでは眠れないほどだったという」と批判した。
キム報道官は「対北朝鮮の放送は住民の健康と日常の侵害、国境地域の衝突と危険を不必要に高める行為だった」として「南北の今回の措置が一時的な現象にとどまらず、この3年間で蓄積した不信を取り除き、平和と共存、そして共同での繁栄に向けた最初の一歩になることを希望する」と主張した。
また、キム報道官は「尹政権の3年間で9月19日の軍事合意が無力化されるなど、南北間の緊張感は最高潮に達していた」として「その被害は国境地域の住民を含む国民が甘受しなければならなかった」と指摘した。
続けて「今は変わらなければならない時」として「李在明政権は何よりも国民の安全と利益を最優先に考慮する」と強調した。
キム報道官は「共に民主党も朝鮮半島の平和と国境地域の住民の安全確保に最善を尽くす」と述べた。
さらに「今日から北朝鮮へのビラ散布を予告している市民団体にも熟考を要請する」とし「不必要に国境地域の住民の安全を脅かすよりも、真の北朝鮮の人権保護と朝鮮半島の平和のために膝を突き合わせよう」と提案した。
キム報道官は「北朝鮮へのビラ散布は航空安全法など現行法に違反している可能性が非常に高い」として「警察と関連地方自治体も違法な対北ビラ散布行為に厳正に対応してほしい」と要請した。
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