李在明大統領、対北朝鮮のビラ散布予防・事後処罰対策を指示＝韓国

イ・ジェミョン（李在明）大統領は14日、全関連部処に対し、北朝鮮へのビラ散布に関し、予防と事後処罰対策を指示した。

カン・ユジョン（姜由楨）大統領室報道官は「この日の未明、カンファド（江華島）で民間団体が北朝鮮地域にビラを散布したことが確認された。このため、李在明大統領がこのように指示した」と書面ブリーフィングを通じて明らかにした。

姜報道官は「李在明政府は『国境地域住民の日常と安全を脅かし、朝鮮半島の軍事的緊張を高める不法なビラ散布は中止すべきだ』という考えを明らかにしている。政府は考えを明確にしたにもかかわらず、これに違反したことに対し、状況を厳重に認識している」と明らかにした。

そしてこの日、北朝鮮へのビラ散布を行った民間団体と個人に対し、関連法令違反の有無によって厳重措置すると強調した。

李大統領の指示により、政府は16日、統一部主管で関連部処会議を開き、総合対策を議論する計画だ。

李大統領は今月10日の国務会議で、対北朝鮮ビラ散布に関し、関係部処の協議のもと、航空安全管理法、災害安全法、高圧ガス安全管理法など、法令違反の有無によって処罰を含む具体的な対応策をまとめるよう指示した。

前日の国境地域住民懇談会でも「統一部が対北ビラ不法散布自制要請をしたが、これに反して継続すれば処罰しなければならない」と述べた。