文在寅氏「李在明政権、破綻した南北関係を回復するだろう」＝韓国

韓国のムン・ジェイン（文在寅）元大統領は13日「歴代の民主党（共に民主党）政権がそうしてきたように、イ・ジェミョン（李在明）政権は破綻した南北関係を回復し、朝鮮半島の平和の道を再び開拓することを信じる」と伝えた。

この日に国会で開かれた “6・15南北共同宣言25周年学術会議”および “民主政府朝鮮半島平和継承発展協議会の発足式”で、ムン元大統領の祝辞が代読者を通じて先のように伝えられた。

ムン元大統領はメッセージを通じて、ユン・ソギョル（尹錫悦）前政権の南北政策を強く批判し「3年間の逆走行により南北関係は回復しがたいほど崩壊し、朝鮮半島は朝鮮戦争以来最も危険な状況に置かれている」と分析した。

つづけて「米中間覇権競争と新冷戦の暗雲に囲まれた国際秩序は荒波に飲み込まれ、北核とミサイルはより高度化した」とし「イ政権はこの厳重な状況を打開し、新たな平和の時代を切り開く重大な責務を負うことになった」と強調した。

また「新政権の肩の荷は重くなるしかないが、民主党政権の成果を引き継いで一層発展させ、朝鮮半島の平和を大きく進展させることだろう」とし「そのプロセスは平坦ではないだろうが、高次方程式の新たな解決法が摸索されなければならない」と伝えた。