12日、法曹界によると、ソウル西部地裁刑事11単独のホ・ジュンソ部長判事は、特殊共用物損傷、特殊建造物侵入などの容疑で拘束起訴されたチョ某(30)被告に懲役2年6か月を宣告した。
西部地判の乱闘加担者の中で現在まで1審判決が下されたのは9人であり、これまででチョ被告が最も重い刑を宣告された。
チョ被告は1月19日、尹錫悦前大統領に対する拘束令状の発給直後、西部地裁1階玄関部分まで進入した容疑、裁判所塀の外側でレンガを投げ、消火器が入ったカバンで裁判所当直室の窓ガラスを割った容疑などで裁判にかけられた。
ホ部長判事は「裁判所の裁判作用が自由な討論と合理的批判対象になりうることは当然だが、裁判過程や結果が自身の見解と異なるという理由だけで違法な方法で裁判所を攻撃することは容認できない。被告人の行為は非難の可能性が大きく、罪責が重い」と指摘した。
さらに、チョ被告が反省している点、犯罪の前歴がない点、長い拘禁生活で健康状態が良くない点などを考慮したとしながらも「実刑宣告は避けられず、重い刑を宣告するほかはない」と付け加えた。
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