この日の祝辞は大統領室のウ・サンホ政務首席が代読した。李在明大統領は代読を通じて、「6・15南北共同宣言は半世紀にわたり続いた対立と反目を終わらせ、和解と協力という新しいページを開いた」と明らかにした。続けて、「25年前に南北首脳がともに交わした約束は、きょうのように紛失と断絶が深まった時期に必ず再確認しなければならない歴史の教訓」と付け加えた。
李在明大統領は「しかし、残念なことに過去3年間、朝鮮半島の時計は6.15以前の冷たい時代に戻った」とし「境界地域の緊張は冷戦時代をほうふつとさせるほど高まり、南北間の疎通と協力は断絶した」と指摘した。
また、「平和が揺らげば、経済も安保も国民の日常も揺らぐしかない。そのため、平和はまさに経済」と改めて強調した。
李在明大統領は「今こそ『6.15精神』を完全に継承して実践すべきとき」とし「失われた時間を戻して、消えた平和を復元しよう。朝鮮半島のリスクを朝鮮半島のプレミアムに変えなければならない」と強調した。
李在明大統領は「その道がすなわち南と北の両方のための道」とし「新政府は平和、共存、繁栄する朝鮮半島のために、できるすべての努力を尽くす」と約束した。
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