韓国野党議員「李在明大統領の裁判は続けるべき」…「司法府が政治的 ”忖度”」
韓国野党議員「李在明大統領の裁判は続けるべき」…「司法府が政治的 ”忖度”」
韓国野党“国民の力”のユン・サンヒョン(尹相現)議員は、イ・ジェミョン(李在明)大統領の公職選挙法やデジャンドン(大庄洞)開発不正に関する事件の裁判を事実上中断した裁判所の決定に対し「ショックだ」と伝えた。

ユン議員派この日、フェイスブックを通じて「司法府さえ崩壊したら、この国は誰が守るのか」とし「これは裁判所の重大な誤判であり、司法府みずからが正義を破壊する自害的な決定だ」と非難した。

ユン議員は「憲法第84条は大統領の在職中の刑事訴追は禁止しているが『当選以前から続いている裁判は適用しない』というのが、多数の憲法学者や法曹界の解釈だ」とし「何よりも憲法第68条第2項には『大統領当選者が判決などにより資格を喪失する場合、60日以内に後任者を選挙する』と明示されている。この2つの条項は、共に解釈されるべきだ」と指摘した。

つづけて「それにもかかわらず、単に大統領が在職中だという理由だけですでに控訴されている裁判を止めるのは、憲法をわい曲し権力に免罪符を与える政治的判決に他ならない」とし「司法府のこのような決定は『政治的忖度』『司法府の無責任』『法治主義への背信行為』として歴史に記録されるだろう」と主張した。

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