李大統領は、韓国株の評価が低いことについて「今は優良株の長期投資もしづらい状況になった」とし、投資するに値する市場をつくらなければならないと強調した。
また、1997年のアジア通貨危機の際に自身が先物やオプション取引などの金融商品に投資し、大きな損失を被った経験を明らかにした。
李大統領は「他の国は優良株を買って中間配当を受け取ることで生活費にもなり、内需にも役立ち、経済の好循環にも効果的だが、わが国は配当をしない」として、配当を促進するための税制改革や制度改革を準備していると説明。配当性向35%以上の上場企業の株式について、配当所得に対する税率を引き下げる内容の所得税法改正案を検討する方針を示した。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40