2人は2023年12月に兵役に就き、北朝鮮との軍事境界線から近い北部・京畿道漣川郡にある陸軍第5師団砲兵旅団に配属された。JIMINさんは砲手、JUNG KOOKさんは調理兵(炊事兵)として服務した。
除隊後、午前8時ごろに部隊から近い漣川公設運動場に姿を現した2人は大勢の報道陣やファンの前で敬礼した。所属事務所関係者から花束を受け取ると明るい笑顔を見せた。
JIMINさんは「新型コロナウイルス禍から軍除隊までの時間がかなり長かったですが、待ってくださりとても感謝しています。私たちが描いていた絵をこれからも描き続けていけばいいのではないかと思っています」とし、より良い姿をお見せすると語った。
また、軍での生活について「生易しいものではなかった」と振り返り、「軍人の方々を見かけたら温かい言葉をかけてあげてください」と呼びかけた。
JUNG KOOKさんは「カメラの前に立つのは久しぶりで、メークもしていないので恥ずかしく、何を話したらよいのか分かりません」とし、生活を共にした後輩兵士や同期たちに「おつかれさまでした」と感謝の気持ちを伝えた。
同運動場周辺では至る所に2人の除隊を祝う横断幕や大型風船などが設置され目を引いた。早朝から国内外のファンがプラカードやペンライトを手にお祝いに駆け付けた。
ブラジルから来たJUNG KOOKさんのファンは「きょう午前5時からここで待った。多くの人が集まったが遠くからでもJUNG KOOKを見ることができとても幸せ」と語った。
除隊したBTSのRM(アールエム)とV(ブイ)に会いに前日は北東部の江原道に行っていたという日本のファンは「きょうは漣川に来た。元気に除隊してくれてとてもうれしい」と涙を浮かべた。
BTSのメンバー7人のうち、SUGA(シュガ)さん以外の6人が兵役を終えた。社会服務要員(兵役代替服務制度の一つ)として勤務中のSUGAさんは21日に招集解除を迎える予定で、メンバー全員そろって活動を再開する日が近づいている。
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