李大統領　記念腕時計の製作を指示＝残念がる声に応え？

【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明（イ・ジェミョン）大統領が１１日、「大統領時計」と呼ばれる記念腕時計の製作を指示した。同腕時計は大統領を象徴する鳳凰があしらわれ、「大統領」の文字とサインが入るもので、支持者だけではなく、国会議員や政府関係者にも人気が高いとされる。

　李大統領はフェイスブックに「さまざまな提案を聞いた末に、意味と実用性のあるプレゼントとして適していると判断し、コストパフォーマンスの高い大統領時計を製作するよう指示した」と投稿した。

　先週の与党「共に民主党」執行部との夕食会で「大統領時計」に関する話が出た際、李大統領は「そんなものは必要なのか」と発言した。そのため一部メディアからは「現政権では大統領統計を製作しない」との報道が出ていた。

　李大統領は「多くの方が残念がり、大統領のプレゼントのうち、腕時計が費用に比べ効果が最も高いとの意見をくださった。韓国を代表する象徴性を持つだけに、それに見合うように誠心誠意、準備する」と説明した。