合同対策会議で発言する池栄美氏(疾病管理庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
合同対策会議で発言する池栄美氏(疾病管理庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の池栄美(チ・ヨンミ)疾病管理庁長は10日、新型コロナウイルスの海外の感染状況や夏になると再び流行するこれまでの例から、今月下旬ごろには韓国内でも感染が拡大する可能性があるとし、重症化リスクが高い人たちに向け、早期にワクチン接種を受けるよう呼び掛けた。保健福祉部、教育部、食品医薬品安全処などと開いた関係官庁合同対策会議で述べた。

 池氏は「疾病管理庁の独自分析では、新型コロナ感染者が短期間で大幅に増加する可能性は低い」としながらも「近隣国家の感染状況、変異ウイルスの発生などを考慮すれば、今月下旬以降に国内における感染者が増加する可能性があると予想する」と述べた。

 池氏は国内の状況はまだ安定しているが、中国、タイ、台湾などでの流行や例年夏に大規模な流行が発生していることを考慮すれば、安心できないと指摘した。


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