“国民の力”の次期院内代表候補は、5期目のキム・ギヒョン(金起ヒョン)議員とナ・ギョンウォン(羅卿瑗)議員、そして4期目の3人、3期目の3人などが現在注目されている。
そのうちキム議員とナ議員はムン・ジェイン(文在寅)政権当時にそれぞれ野党の立場で院内代表を務めた「経験者」であることに加え、親“ユン・ソギョル(尹錫悦)”系の重鎮であることから「強力な対与党闘争を率いる候補だ」という点が関心を集めている。
このことについて “国民の力”のある1期目議員は「史上まれのスーパー与党を相手にしようとすれば、練習の必要ない経験者がよいのではないか」としながらも「12・3非常戒厳事態以降、ユン前大統領の弾劾政局の中で弾劾反対を訴えていた彼らが次期指導部にあがる場合、保守『再建』の意味が色あせるおそれがあり、むしろ批判の口実を与える懸念もある」と語った。
また、ある重鎮議員は「今のような政局では党の権力を誰が握ったとしても、それほど重要ではない」とし「柔軟でありながらも熾烈に戦うことができ、巨大与党を相手にぶつかっていくことのできる交渉力のある人物を院内代表に選ぶことが最も重要だ」と語った。
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