姜勳植大統領秘書室長(左から2人目)が禹相虎氏(左端)、李圭淵氏(右端)、呉桄洙氏の首席秘書官任命を発表した=8日、ソウル(聯合ニュース)
姜勳植大統領秘書室長(左から2人目)が禹相虎氏(左端)、李圭淵氏(右端)、呉桄洙氏の首席秘書官任命を発表した=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は8日、大統領室の政務首席秘書官に与党「共に民主党」の重鎮、禹相虎(ウ・サンホ)元国会議員(62)を任命した。また広報疎通首席秘書官には放送局JTBCの代表などを務めた李圭淵(イ・ギュヨン)氏(62)を、法務などを担う民情首席秘書官には元検事の呉桄洙(オ・グァンス)弁護士(64)をそれぞれ起用した。姜勳植(カン・フンシク)大統領秘書室長が発表した。

 禹氏は共に民主党の院内代表や臨時執行部トップの非常対策委員長などを務めた。姜氏は「意思疎通と共生に対する確固たる哲学を持っている」と禹氏を紹介したうえで、「与野党を超えたコミュニケーションはもちろん、国民の対立を解消して統合を実現するための適任者」と強調した。

 広報疎通首席秘書官の李氏は大手紙、中央日報の記者出身で同紙の論説主幹やJTBCの報道局長、報道担当代表などを歴任した。姜氏は「いつも国民との意思疎通を最優先に考えて業務に臨む」と説明した。

 呉氏は李大統領と司法修習同期で検察では特捜部長などを担った。姜氏は「大統領の検察改革の哲学への理解が深く、大統領の検察改革の意志を後押しするだろう」と伝えた。検察出身者に検察改革を断行できるのかという懸念の声には「司法改革は法でするものであり、呉氏の司法改革の意志を確認した。懸念がないようにする」と答えた。


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