李大統領は同日午前に国立墓地の国立ソウル顕忠院で開かれた、国を守るため犠牲になった人々を追悼する「顕忠日」の式典に出席した際、出席者が予算削減について遺憾の意を示したことを受けてこのように明らかにした。
光復会の今年の予算のうち、学術研究費6億ウォン(約6360万円)などが昨年の政府予算案の編成過程で削減された。
これに先立ち光復会の李鍾贊(イ・ジョンチャン)会長は、独立運動に関する遺物や資料を保存・展示する独立記念館の館長に日本による植民地支配を美化する「ニューライト(新保守)」系とされる金亨錫(キム・ヒョンソク)氏が任命されたことを批判するとともに、ニューライトの関係者が尹錫悦政権当時の金龍顕(キム・ヨンヒョン)大統領警護処長を通じて国家安保室に圧力をかけ、予算削減に介入したと主張していた。
光復会は、昨年の日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」(8月15日)の政府式典に出席せず、別に式典を開催した。光復節の式典が政府主催と独立運動関連団体主催に分かれて開催されたのは初めてだった。
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