ソウルの大統領室で開かれた安全治安点検会議に出席した李大統領(中央)=6日、ソウル(聯合ニュース)
ソウルの大統領室で開かれた安全治安点検会議に出席した李大統領(中央)=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が大統領執務室を旧大統領府の「青瓦台」に戻す方針を示したことを巡り、大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は5日、李大統領が同日より尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が使用していたソウル・漢南洞の大統領公邸に入ると発表した。青瓦台の補修作業が終わるまで滞在するという。

 青瓦台には大統領執務室と大統領公邸の機能が備わっている。尹前大統領は執務室を青瓦台から移転し、公邸も漢南洞の外交部長官公邸を改修して大統領公邸とした。

 李大統領は漢南洞の大統領公邸ではなく、別の場所に滞在することになれば、税金の無駄遣いになることを考えて決定したという。

 大統領室はこの日まで漢南洞の公邸のセキュリティー上の問題などについて点検し、李大統領は4日まで大統領室が用意した別の施設に滞在していた。


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