給食のパンからサルモネラ菌検出… 回収措置＝韓国

韓国食品医薬品安全処と疾病管理庁は「高カルシウムいちごクリームロールケーキ」「高カルシウム国産小麦チョコバナナパン」からサルモネラ菌検出され、販売中止・回収措置を取ると5日明らかにした。

食品医薬品安全処と疾病管理庁は5日、市販されている「高カルシウムいちごクリームロールケーキ」と「高カルシウム国産小麦チョコバナナパン」から食中毒菌であるサルモネラ菌が検出され、該当製品の販売を中止し回収措置を取ると発表した。

今回の回収は、最近チュンチョンブクド（忠清北道）地域の2カ所の集団給食施設で発生した食中毒の原因調査の結果、給食として提供された上記2製品および食中毒が疑われる患者から、いずれも同一の遺伝型のサルモネラ菌が検出されたことに伴う措置である。

回収対象となった製品は、食品製造・加工業者「マザーグース」が製造し、「フードマス」が流通・販売したもので、「高カルシウムいちごクリームロールケーキ」の消費期限は10月12日まで、「高カルシウム国産小麦チョコバナナパン」は9月21日までの製品である。

食品医薬品安全処は地方自治体に対し、該当製品を迅速に回収するよう指示し、これらの製品を購入した消費者に対しては、摂取を中止し、購入先に返品するよう呼びかけた。