ホワイトハウスの当局者は3日(米東部時間)、大統領選で革新系政党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が当選したことに関し、強固な韓米同盟が維持されると表明した。また、選挙が自由かつ公正に行われたと評価しながらも、「世界の民主主義国家に対する中国の介入と影響力行使については懸念し、反対する」と指摘した。
米国が韓国大統領選の論評で中国に言及したことで、李在明政権に対し中国と距離を置くよう遠回しに要求したのではないかとの見方も出ていた。
韓国外交当局はこのような発言の趣旨について米国側に確認したという。
一方、ホワイトハウスで国家安全保障問題担当の大統領補佐官を兼務するルビオ国務長官が米国政府を代表して発表した公式声明では中国について言及せず、李大統領の当選に祝意を表すとともに、新たに発足する李在明政権と韓米日3カ国の協力など安保、経済分野での協力強化を期待すると表明した。
外交部の李在雄(イ・ジェウン)報道官は5日の定例会見で、「外交部は新政権の『世界秩序の変化に実用的に対処する外交安保強国』というビジョンが忠実に実現されるよう、今後も最善を尽くす」と説明した。
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