5日ソウル・スソ(水西)警察署は同日午前、公職選挙法上の詐偽投票(なりすまし投票)の容疑でカンナム(江南)区保健所の元契約職の公務員、パク容疑者(60代・女)をソウル中央地検に拘束送致したと明らかにした。
パク容疑者は先月29日、江南区テチ(大峙)2洞の期日前投票所で夫の身分証を使って投票用紙を自ら発給した上で代理投票し、その約5時間後に本人の身分証で再度投票した容疑を持たれている。
パク容疑者は期日前投票の期間中、有権者の身元を確認し投票用紙を発給する業務を担当していたという。
パク容疑者は警察の調査で、「夫の具合が悪く、代わりに投票した」という趣旨の陳述をしたと伝えられた。
中央選挙管理委員会は犯行を共謀したかどうかを確認するため夫に対しても捜査を依頼したものの、夫は加担していないと判断し被疑者として立件しなかった。
これに先立ち、警察は期日前投票所の立会人の通報を受け犯行直後にパク容疑者を緊急逮捕し拘束令状を申請した。検察は証拠隠滅と逃亡の懸念があるとして令状を発布した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 85