李華泳・元京畿道平和副知事=(聯合ニュース)
李華泳・元京畿道平和副知事=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は5日、下着メーカー大手・サンバンウルグループが北朝鮮側に巨額資金を不正に渡した事件に絡み、収賄や外国為替取引法違反の罪に問われた李華泳(イ・ファヨン)元京畿道平和副知事に懲役7年8カ月と罰金2億5000万ウォン(約2600万円)、追徴金3億2595万ウォンを言い渡した控訴審判決を支持し、判決が確定した。

 李被告は2018年から22年にかけてサンバンウルグループから約3億3400万ウォンの政治資金と賄賂を受け取ったほか、京畿道が北朝鮮側に支払うと約束したスマートファーム(農林複合型モデル農場)支援事業費500万ドル(約7億1500万円)と、当時京畿道知事だった李在明(イ・ジェミョン)大統領の訪朝費用300万ドルの計800万ドルをサンバンウル側から北朝鮮の関係者に渡させたとして、22年10月に起訴された。 

 一審は懲役9年6カ月を命じたが、懲役7年8カ月に減刑していた。


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