李在明氏　韓国大統領の任期開始＝軍統帥権も自動移譲

【果川聯合ニュース】３日に投開票された韓国大統領選で当選した李在明（イ・ジェミョン）第２１代大統領の任期が４日午前６時２１分、正式に始まった。

　中央選挙管理委員会はこの日午前に全体委員会議を開き、大統領選の開票結果に従い革新系政党「共に民主党」の李在明候補を大統領当選者として確定した。

　今回の大統領選は尹錫悦（ユン・ソクヨル）前大統領の罷免に伴って実施されたため、選管が当選者決定案を議決すると同時に新大統領の任期が始まる。

　国軍統帥権をはじめとする大統領の全ての固有の権限は、任期開始時点で大統領権限を代行する李周浩（イ・ジュホ）社会副首相兼教育部長官から李大統領に自動的に移譲された。

　選管はこの日午前、政府果川庁舎で李大統領の代理人である共に民主党の朴贊大（パク・チャンデ）院内代表を通じて当選証を交付した。

　李大統領は今回の大統領選で得票率４９．４％（１７２８万７５１３票）を得票し、当選を決めた。尹政権で与党だった保守系政党「国民の力」の金文洙（キム・ムンス）氏の得票率は４１．２％、保守系野党「改革新党」の李俊錫（イ・ジュンソク）氏は８．３％だった。