金文洙氏「国民の選択を尊重」…当選した李在明氏には「おめでとう」=韓国大統領選
金文洙氏「国民の選択を尊重」…当選した李在明氏には「おめでとう」=韓国大統領選
韓国の与党「国民の力」のキム・ムンス(金文洙)大統領候補は4日未明、「国民の選択を謙虚に受け入れる」と述べ、大統領選挙での敗北を認めた。

 金候補は同日午前1時35分ごろ、ソウル永登浦区汝矣島にある国民の力中央党舎で記者会見を開き、「当選された李在明候補、おめでとうございます」と祝意を伝えた。

 金候補は支持者に対し、「これまで私に送ってくださった国民の皆さんの熱い声援を忘れません」と感謝の意を表明。さらに、「私を選出し、共に奔走してくださった党員の皆さんの献身に感謝します」と述べました。続けて、「大韓民国はどんな危機に直面しても、国民の力で偉大な前進を続けてきました」とし、「未熟な私に身に余る声援を送ってくださった国民の皆さんに心から感謝します」と付け加えた。

 国民の力関係者が声明発表を終えた金候補に花束を渡そうとしたが、金候補は手を振って辞退した。金候補は、キム・ヨンテ(金龍泰)国民の力非常対策委員長をはじめ、ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)、アン・チョルス(安哲秀)、ヤン・ヒャンジャ(梁香子)、ファン・ウヨ(黃祐呂)各共同選挙対策委員長らと握手を交わした。

 一方、午前1時45分時点(開票率86.05%)で、金候補の得票率は42.79%を記録し、李在明共に民主党候補(48.36%)に約5%ポイントの差で後れをとった。その他の候補では、イ・ジュンソク(李俊錫)改革新党大統領候補が7.78%、クォン・ヨングク(権英国)民主労働党候補が0.95%をそれぞれ獲得した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 104