ソウル・汝矣島に集まった支持者の声援に手を挙げて応える李在明氏夫妻=4日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル・汝矣島に集まった支持者の声援に手を挙げて応える李在明氏夫妻=4日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】3日に投開票された韓国大統領選で、当選を確実にした革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏は4日未明、国会があるソウル・汝矣島で演説し、「皆さんが私に託した第一の使命である内乱を克服し、銃剣で国民を脅かす軍事クーデターが二度と起こらないようにする」と述べた。

 李氏は「民主主義を回復し、国民が主権者として尊重され、協力しながら共に生きる世の中をつくるという使命を果たす」と表明。「経済を回復させ、国民の生活を取り戻す」として、「皆さんの厳しい生活を最も早期に最も確実に回復させる」と強調した。

 また、「国が国民の命と安全の責任を取らなければならない」とし、「国民の命と安全を守る国の第一の責任を完璧に果たす」と誓った。

 安全保障については「平和で共存する安定した朝鮮半島をつくる」とし、「確固たる国防力で北に対する抑止力を行使しながら、戦って勝つよりも戦う必要のない平和をつくることが真の安全保障という確信を持って南北間で対話し、交流する」と述べた。

 そのうえで、「(南北が)共存し、協力して共同で繁栄する道を探る」とし、「朝鮮半島情勢を可能な限り迅速に安定させて『コリアリスク』を最小化し、朝鮮半島の安全保障のため国民の生活が悪くならないよう最善を尽くす」と表明した。 


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