金民錫氏(資料写真)=(聯合ニュース)
金民錫氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】3日に投開票された韓国大統領選で、当選が確実になった革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏が首相に同党の金民錫(キム・ミンソク)最高委員(61)を内定したことが分かった。

 大統領秘書室長には姜勳植(カン・フンシク)国会議員(51)を起用する方針だ。4日に正式に発表する。

 金氏は国会議員4期目で、ソウル大総学生会長や全国学生総連合議長を務めた学生運動家出身だ。2022年の前回の大統領選に出馬した李氏陣営の選挙対策委員会の戦略企画本部長を務め、「親李在明派」の中心人物となった。今回の大統領選では常任共同選対委員長を務めた。

 姜氏は国会議員3期目で、金氏と同じく学生運動家出身だ。党内では派閥色の薄い中立派とされる。

 外交・安全保障担当高官の人事もほぼ固まったもようだ。李鍾ソク(イ・ジョンソク)元統一部長官や金鉉宗(キム・ヒョンジョン)元大統領外交安保特別補佐官、魏聖洛(ウィ・ソンラク)議員らが重要ポストに起用されるとみられる。


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