ナ委員長はこの日の午前、国会で記者会見を開き「私が死ぬか生きるかを超え、韓国が死ぬか生きるかという問題だ」として先のように語った。
ナ委員長は「かつて南米の模範国であったベネズエラは、反米ポピュリズムと経済破綻、司法掌握と独裁の道を進んだことで国民の生活が崩壊し、自由が消え去った」とし「イ・ジェミョン(李在明)“共に民主党”候補の執権は、ベネズエラ亡国の道へと進むことだ」と主張した。
つづけて「在韓米軍を『占領軍』と呼び、800万ドル(約11億4500万円)の不法対北送金犯罪にまみれたイ候補をして、われわれの安保と経済の基礎である韓米同盟を守ることができるだろうか」と疑問を投げかけた。
ナ委員長は「ベネズエラは反米政策により、海外投資企業を追い出して産業を国有化し経済を破綻させた」とし「イ候補による事実上の『反米』、そして『安保破綻』の道は、企業を追い出し青年の未来を閉ざす道だ」と指摘した。
また「イ候補がキョンギド(京畿道)で現金をばらまいたポピュリズムの実験を、(今度は)国家全体に拡大させようとしている」として、イ候補の公約である「基本所得」に対しても強く批判した。
つづけて「お金を稼ぐようにするのではなく、お金をばらまいて(国民を)手なずけようとしている」とし「ベネズエラの福祉乱発が、ハイパーインフレーションと貧困を呼び起こしたことを記憶しているだろう」と説明した。
さらにナ委員長は「与党が憎くても誤ったことがあったとしても、今回はクリーンで清廉され有能な、また自由民主主義と法治主義をしっかり守るキム候補に投票してほしい」と訴えた。
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