李俊錫候補はこの日、キョンギド(京畿道)のスウォン(水原)市で行われた集中遊説で、「韓国が過去6か月間の内乱と戒厳令の危機から抜け出したのに、再びポピュリストによる幻乱の危機にさらされてはいけない」と呼びかけた。
李俊錫候補は「誰かが私たちに25万ウォンあげると言って選挙で選んでほしいと言っているならば、私たちは断固として『それがあなたのお金ではないことを知っている』と言わなければならない」と述べ、「韓国の未来が持続可能になるために財政を堅実化することが重要だ」と主張した。
さらに李俊錫候補は「韓国ではこの十数年間にわたりポピュリズムが支配してきた」と述べて「韓国が負債に苦しむ国になれば、私たちが30年前に経験したIMF当時の為替レートを再び体験することになるだろう」と声を高めた。
その後李俊錫候補は質疑応答で、最近李俊錫候補に対する批判が相次いでいることに対して「ネガティブということを完全に排除する必要はないと考えている」と述べ、「実際に李在明候補は道徳的な面で多くの指摘を受けており、検証が必要な候補だ」と断言した。
李俊錫候補は「前回の大統領選挙でも、共に民主党はキム・ゴンヒ(金建希)前大統領夫人に対する検証を強化していた」と反論した。
さらに「今、李在明候補の息子に対し様々な論争が巻き起こっているが、李候補が大統領になればこの議論はさらに激化する」として「ムン・ジェイン(文在寅)元大統領も最近婿と娘の問題で苦労しているように、家族が逸脱行為をしないように国民が見守ることは大統領を選ぶ時に非常に重要な基準だ」と指摘した。
また、国民の力が6月3日の投票日まで候補の一本化の可能性を放棄しないことについては、「今回の選挙の間ずっと一本化に執着しているが、私に一本化を持ちかけるようなことをしなければ、国民の力も現在よりは少しましな状況だっただろう」と指摘した。
さらに李俊錫候補は「残念だが、国民の力が選挙期間中に見せた変化は、有権者の目には新しいものには映らなかっただろう」と酷評した。
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