パク元大統領の最側近とされるユ・ヨンハ議員によると、パク元大統領は31日午後1時ごろに西門市場を訪問し、キム候補を支援する予定だという。
ユ議員は前日、自身のフェイスブックで「明日、パク元大統領をお連れして西門市場に行く」とし、「私がトンソンロ(東城路)で約束したことを大統領が受け入れてくださった」と述べた。彼は28日、キム候補が参加した大邱東城路での遊説で、「必ずパク元大統領をお連れして、皆さまにお会いする日を作る」とし、「その代わり、ここで一つだけ約束してほしい。キム・ムンスを大統領にしてくれますか?」と支持を訴えていた。
今回の大統領選でパク元大統領は、間接的にキム候補を支援している。パク元大統領は先週末、自らを訪れ支援を要請したキム候補に対し、「残された時間は多くないが、今後どうすれば選挙をうまく戦えるか、さらに深く考えてみたい」と応じた。キム候補も「パク・クネ元大統領の名誉は必ず回復されるべきだ」と述べている。その後、パク元大統領は父・パク・チョンヒ元大統領と母・ユク・ヨンス夫人の生家を次々と訪れ、保守層の支持を固めようとしている。
また、同じく国民の力の前身にあたる政党出身の大統領であるイ・ミョンバク元大統領も、キム候補を支持している。イ元大統領は27日、ソウル・ヨイド(汝矣島)のホテルでキム候補と昼食を共にし、「難しい状況だが、キム候補の長所が国民に広く知られている。労働者のこともよく知り、企業についてもよく理解しており、行政経験もある良い候補だ。国民はきっと理解してくれるはず」と激励の言葉を送った。
国民の力は、こうした歴代大統領たちの動きが保守層の支持を集めることにつながると期待している。国民の力のシン・ドンウク選挙対策委員会の報道官は、2人の元大統領の動きについて「キム・ムンス候補に世論を集める過程だ」と述べている。
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