俳優バイロン・マン(Byron Mann)が映画「焼酎戦争」で共演したユ・ヘジンイ・ジェフンとの撮影の思い出と現場で見守った彼らの姿を話した。

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映画「焼酎戦争」が公開された30日、バイロン・マンはソウル・チョンノ(鍾路)区のあるカフェでインタビューを行った。

「焼酎戦争」は韓国の通貨危機(IMF)後に経営難に襲われた国民的な酒である焼酎メーカーの役員と投資家が焼酎の運命をかけて対立する様子を描いた作品。

韓国の人ならだれもが知る「焼酎」という素材と、IMFという時代の痛みや郷愁を適切に活用したストーリーで予備観客の関心を集めている。

バイロン・マンは映画の中で、インボム(イ・ジェフン扮)の上司であるグローバル投資会社の香港本部長ゴードン役を引き受け、野心にあふれながらも利益の前でいかなる行動もはばからない冷徹な熱演を見せた。

バイロン・マンの韓国映画出演は「焼酎戦争」が初めてだ。彼は香港系アメリカ人俳優で、映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」などの大きな作品でシーンスティラーとして多くの活躍を繰り広げてきた。

バイロン・マンは「焼酎戦争」を撮影した3カ月間、映画の主なシーンでも出てくる韓国の会食文化を俳優たちと楽しむ機会はあったかと尋ねる質問に「撮影の大部分がソウルではなくテジョン(大田)やスウォン(水原)など地方で行われ、会食の機会はあまりなかった」と残念そうに語った。

それでも「その代わり、セットで多くの時間を過ごした。おもしろいのは、ユ・ヘジンさんと絡むシーンはあまりなかったのに、撮影以外の時間に彼とたくさん話を交わしたことだ。特に英語でたくさん話した。彼が世界のいろんなところにたくさん旅行に行ったせいか、非の打ち所がないほど英語が上手だった」と明かし、驚かせた。

また「映画の記者懇談会があった前日にも英語で話した。お互いの安否を問い、最近はどこかに旅行に行ったかなど聞いてみた」と付け加えた。

最も多くのシーンを共に演じたイ・ジェフンに対する絶賛も惜しまなかった。彼は「イ・ジェフンは実に熱心に演じる俳優だと思う。特に仕事に真剣に向き合い、丁寧に演技する俳優だった。私たちが一緒に出たシーンはテイクをたくさんやったが、彼が満足するまで何度もテイクをしたシーンが多くて印象深かった」と明かした。

それと共に「特に、今回の作品でイ・ジェフンが大変だったのは、せりふの40%近くが英語だったことだ。以前はそこまで英語をたくさん使って演技したことはなかっただろうに。自分に置き換えてみたら、私が映画に出てそれほどの比重を韓国語で演技するのと同じこと。俳優として母国語ではない言語でせりふを言う時は頭の中で絶え間なく考えなければならない。今、自分が言っている言葉が正確にせりふとして成り立ってるかを考えながら演技するのは俳優として負担が大きい。そのような点からも、この映画をすると決めてやり遂げたことが、俳優としてどれほど綿密に準備して一生懸命やったかを見せていると思う」と尊敬を表した。

「焼酎戦争」は30日公開され、韓国の映画館で公開中だ。

映画「焼酎戦争」予告編第1弾
映画「焼酎戦争」予告編第1弾




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